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ABOUT

PLAY MAKERとは

かつての日本サッカー界はコネクション社会でした。つながりが無ければ、プロ選手や上のカテゴリに挑戦するが難しい世界でした。また選手個人が自らを売り込んだり、挑戦する環境や風潮がありませんでした。人脈に恵まれなかったプレイヤー、所属クラブの監督やコーチに評価されないプレイヤーは、その将来の選択肢が極めて少ない世界でした。

サッカー先進国と言われている国はどうでしょうか?
ワールドカップで得点王にも輝いたクローゼ選手(ドイツ)は、初めてワールドカップに出場する2年前まで、大工として働きながらドイツ7部リーグ(日本でいうと都道府県リーグに相当)でプレーしていました。リベリー選手(ドイツ)も所属チームがなく、サッカーを続けるか働くかの選択に直面したこともありました。しかし彼らは、その強い精神力で乗り越え、世界トップクラスのプレイヤーとして成功を収めました。なぜそんなことが出来たのでしょう?

日本の社会人男子サッカーのプレイヤー人口は約19万人です。その中でプロ選手は約900人、0.5%程です。視点を逆にすると日本のサッカー界にはまだ開拓されていない99.5%の伸びしろがあると言えるのではないでしょうか。

日本のサッカー界にはダイヤの原石がまだまだいます。
何度倒れても立ち上がる不屈の精神を持つ選手がここにはいます。
夢を掴むために必死で今を生きるプレイヤーがたくさんいます。
日本のサッカー界にこんな選手が出てきたら日本のサッカーはもっと強くなる。
そんなスタープレイヤーの原石が集まる場所をつくる。
自分の意志で、夢のために挑戦できる環境をつくる。

「サッカー選手に+1の選択肢を」

PLAY MAKERは、この言葉をコンセプトに、夢を叶えたり挑戦する手段としてだけでなく、すべてのプレイヤーがサッカーと共に生きていくための知恵や気付きを与えるプラットフォームでありたいと思っています。

MESSAGE

代表者の声

小さいころから市選抜以上の選抜に入ったことはありませんでした。いつも自分よりうまい選手が必ずいました。でも、サッカー選手になれると信じ練習を続けていました。大学入学時、レベルに付いていけずサッカーを辞める決断をしました。当時一番下のカテゴリーチームの仲間が「四年間で一試合だけトップのベンチ入りを目指して頑張ろうぜ」と励ましてくれ、思い留まることができました。卒業後、サッカーでお金がもらえる世界に入ることができました。しかし、一年目で契約満了となりました。夢を失った時、人はどう思うのかを経験しました。それでも諦めきれず、三年間工場で働きながら毎日練習に励みました。そこにも夢を叶えたい同じ境遇の選手がいて、ライバルとしてしのぎを削り、友として夢を語り合い、支え合える仲間やスタッフ、監督、コーチ…サッカーというスポーツに魅せられ、懸命に今を生きるたくさんのフットボーラーと出会い、別れてきました。

そういった中で感じたこと。それは「自分の意志だけではサッカー界に挑戦することが難しい」、「行きたいチームに見てもらえる機会がない」、「チームの情報がわからなくて踏み出しづらい」ということでした。その時、このサッカー界の困りごとを解決したいと考えるようになりました。

試行錯誤しながら、四年間かけてこのPLAY MAKERを作りました。もちろんこれで全ての問題が解決できるとは思っていません。でも、このツールがあることで、「みんな」でこのサッカー界の問題を解決できる、一人でも多くのフットボーラーの一つの選択肢を増やすことができる、そう考えています。

サッカー選手に+1の選択肢を。

このサイトを通じて選手、監督、トレーナー、通訳、そしてクラブ…サッカーに携わるすべての人々が、より一層活き活きと輝く。その背中をみて未来のサッカー選手がサッカー界に憧れていく…
みなさんと一緒に、そういった文化を創っていきたいと思っています。

株式会社I.D.D.WORKS
代表取締役 三橋亮太

MESSAGE

PLAY MAKERアドバイザー

日本のサッカーが世界のサッカー強国に肩を並べる日が来るのを望まない人はいないでしょう。それではそのために何をやるべきなのか? 私は30年以上、世界中を回ってその答えを探してきました。

その結果、A代表に象徴されるその国のトップのサッカーを強化することはもちろん大事だけれど、それ以上に小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、シニア、女子といったすべてのアマチュア選手の数を増やすボトムアップの方がもっと重要だという答えを見つけました。なぜならば、FIFAランキングベスト10に入るような国のサッカー人口/総人口は、明らかに日本より大きな数字となっているんです。

日本サッカー協会に登録している選手の総数は約96万人。それに比べてドイツは人口約8,000万人ですが、670万人の選手がいます。ドイツは特別多いことを差し引いても、その国でナンバー1スポーツになることは当たり前で、なおかつすべてのカテゴリーでサッカー人口を増やし、 サッカーに関わる人たちのレベルも上げることも大事。日本のサッカー界のパッションの総量で並ばないと、サッカー強国と肩を並べることはできないと思っています。

そういう思いの中、このPLAY MAKERに出会った時、まさに暗闇の中に一筋の光を見た思いでした。 私の息子はJリーガーとして5つのJクラブに所属したこともあり、選手の移籍には多くの関心を抱いてきました。さらにJ3やJFLのクラブに所属する選手の移籍にも関わる中で感じていたのは、カテゴリーが下がるほど、狭い範囲の人のつながりで実際には移籍が実現していることです。クラブ側も選手側ももっと多くの選択肢の中で移籍を決めることができれば、自分に合ったクラブ、クラブに合った選手を最適化できると感じていました。

まさに、このPLAY MAKERはクラブにとって選手にとって相思相愛の関係を築いてくれる一助となるはずです。PLAY MAKERによって少しでも多くの選手が選択肢を増やして選手生活を長く続けてくれれば、選手の総数も増え、日本のサッカー界の未来も拓けると信じています。

サッカーコンサルタント
アーセナルSS市川
代表 幸野健一